令和5年度長浜市DX実証実験プロジェクト事業

企画展「下坂家文書複製物披露」開催のお知らせ

2024年1月5日

富士フイルムBI福井株式会社(本社:福井県福井市、代表取締役社長:古川 利正)は、令和5年度長浜市DX実証実験プロジェクト事業の採択事業の一環として、当社長浜営業所と長浜市が連携した企画展「下坂家文書複製物披露」を開催いたします。

この企画展は、浅井氏家臣・下坂氏に伝来した資料のうち8点を、富士フイルムビジネスイノベーションの最先端技術を駆使して高精細に複製した成果物をお披露目するものです。貴重な原本の劣化を防ぐとともに、その成果物を身近な施設で公開することで、地域に伝わる貴重な文化財をより多くの方々に知っていただくことを目的としています。普段は展示ケース越しにしか見られない歴史資料を間近で見ていただける機会となります。


会期 令和6年(2024)1月5日(金)~1月28日(日)
会場 長浜市立長浜図書館1階 展示コーナー
〒526-0037 滋賀県長浜市高田町12-34(さざなみタウン内)
主催 長浜市長浜城歴史博物館
共催 長浜市立長浜図書館
協力 富士フイルムBI福井株式会社 長浜営業所

企画展「下坂家文書複製物披露」ちらし(PDF:1.08MB)

実証実験デモサイト:国指定史跡 北近江城館跡群「下坂家館跡」




【プロジェクトのご紹介】

伝統文書の複製による次世代への文化の伝承と展示物解説サービスによる情報の効果的な周知、広報

プロジェクト実施者:富士フイルムBI福井株式会社(長浜営業所)(福井県福井市)

地域の歴史的・文化的な伝統文書などは、劣化や破損の防止の観点から展示や手で触れる体験の提供が難しく、地域資料としての効果的な活用が困難な状況となっています。
そこで、本取組では「先人の教え・知恵・思い・気持ちの伝承」など将来世代への伝承を市全体で実現させることを目的として、デジタル技術等を活用した伝統文書複製サービスにより長浜城歴史博物館などで保管する伝統文書等の複製を行い、企画展で手で触れるなどの体験の提供と、展示物解説サービスによるスマートフォン上での詳細情報の提供を通じて、市民等の地域資料への関心を高め学びの充実を図ります。

(市担当部署:文化観光課(歴史まちづくり室))


実証実験で実施する具体的なサービス

伝統文書複製サービス

  • 伝統文書、古文書の複製(8点)
  • 原本に限りなく近い色の再現のためのデジタル複合機と特殊トナーの開発、使用
  • 電子化、デジタル加工、出力、仕上げまでのプロセスの自社内対応

展示物解説サービス

  • 画像情報を手持ちのスマホやタブレットで撮影し、画像を被写体エンジンで認識して外部コンテンツに誘導するシステム
  • 専用機器不要、特殊マーカー不要、撮影環境の影響なし、高速検索

展示物解説サービス利用手順書(PDF:147KB)

※展示物解説サービスは、NECネクサソリューションズ株式会社の「被写体認識基盤サービス」を使用して構築しています。



令和5年度長浜市DX実証実験プロジェクト事業については、以下の長浜市公式サイトをご覧ください。
https://www.city.nagahama.lg.jp/0000013025.html